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Dolce
*** hana
田代まさし
田代まさし。複雑な家庭で育ち、新大阪と新宿の間の、アパートで、幼少時を過ごす。昔のあそこら辺は、それは、大変な場所だったと思う。

大昔、朝、高田馬場駅で降りると、駅前は、雀荘、ゲロ、雀荘、ゲロ、遠くに古本屋…だった。高田馬場は学生の街。新大久保は、その隣の駅。彼の育った頃、そこらあたりは、家賃も安く、怪しい店が多く、もっとすごかっただろう。あたりには、私の出身の神奈川の田舎と比べると明らかに、胡散臭い場所もありました。高校を出たての頃…最初は慣れなかった…。そういう街。行かない方がいいよ、と言われていた。

彼の地の性格は暗いという。人と話すことも得意ではなく、常にサングラスも愛用。しかし、才能を見出され若くしてスター街道を驀進。昔の動画の田代まさしは、カッコいい。ひとりだけ、踊りも全然違う。華がある。ヒット曲を連発。鈴木雅之の隣で踊る彼は、他とはちょっと、違った。




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私は、スノボの動画を見るのが趣味なのですが、国母の逮捕つながりで💦、田代まさしの動画が出て来る。
高校時代の友人が、田代まさしのファンだったな…。
大スターだった。

何の気なしに見てみると、なぜか、引き込まれる。なんだろう、この色気。田代まさしには華がある。スタイルが良く、スーツが似合う。あのシャネルズの振り付けや、衣装、白の手袋のアイデアなどはすべて田代まさしによるものだったそうだ。
才能があるのだ。お洒落で。カッコいい。

彼の口から、
「当時ね、原宿とかで、チェックのシャツに、モヘアのセーターね…。カッコいい人はそういうの着てた。」
そんな言葉を聞いた時、品の良さというか、お洒落な人なんだなぁ、と、思った。






そして志村けんに見出され、お笑いの世界へ。志村けんとのコントも絶妙だ。そこで、レギュラーを何本も抱え、お菓子やアイスクリームやメガネのコマーシャル。子供や主婦層にも大人気。



でも、いつしか彼はそんな「田代まさし」を常に演じる事に、疲れてしまったという。元不良らしからぬ言葉の巧みさ。選ぶ言葉の繊細さ。勉強だってやればかなりできただろう。賢いのだと思った。でも、自らが作り上げた「自分でない自分」が独り歩きしていく。年収は、軽く数億。家族もいる、家もある。でも、本当の自分ではない部分で生きる苦しさ。






最初の逮捕…あの「ミニにタコ」発言には、当時私も呆れ返ったが、実は、あれは、自らの意思ではなく、なんと事務所の指示だったそうだ。きちんと謝罪しようとする田代に当時の事務所社長とフジテレビのスタッフが「ギャグで逃げちゃおうよ」とアドバイス。「マーシーっぽくいこうよ!」と迫られた結果、言わされたダジャレだったと話す。
うわぁ、なんという事…。

ここら辺から、人生が狂い始めていた。

作り込んだ表の明るいキャラクターの陰で、ノイローゼになり、鬱になっていったという。もともとの暗い性格が顔を出す。テレビ局でぐったりとしている事が多くなったという。

そして、「元気ないっすね、田代さん。元気になるのありますよ」と彼に覚せい剤をすすめたのは、なんと、番組のAD だったそうだ。。。これが田代まさしと覚せい剤の出会いだった。

局の人なの??信じられない…。




あっという間にドラッグ中毒者へ。何回もの逮捕。服役。
そして、また…。
やめたくても、売人が、寄って来るという。芸能人は金ヅルだ。握手してくださいと言われて手を出すと、覚せい剤が手にねじ込まれるという。






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彼の人生を、動画で見ていて、今まで感じていた大きな嫌悪感が少しだけ変わっていくのを感じた。

自分のため、妻子のため世間様のために、石に齧りついても明るく楽しくカッコいい「田代まさし」を演じないといけなかったのだろう。



暗い幼少期。おばあちゃんの作る茶色いお弁当が恥ずかしくて、悲しかったという。九州で手広く商売をしていた父にゴミのように捨てられた母、その先のどん底の生活。

そして、きらめく才能。立ち姿や、髪の毛のほんのすこしのこだわり。服の着こなし。振り付けが目立つようにと考えた、タクシー運転手からヒントを得た白い手袋。今見てみると、天才だ。

シャネルズ時代を目を輝かせて話す田代まさしを、「弱さ」というひと言でばっさりと切りつけていいのだろうか。



若い頃、トルエンもやめられた、だから覚せい剤も二、三回でやめられると思った、と。
なら、なぜトルエンなどに手を伸ばしたのだろう…。大人の都合で、悲しい想いをしてきた繊細な子。膝を抱えて暗い部屋にいる少年。そして罠のようなテレビ局や事務所の大人たち。これ、田代ばかりを責められますかね…。






いえいえ、どんな環境でも、しっかりと生きている人はいる。我慢が足りない。そういう風に「言い切れる人」はしあわせかもしれません。強さを生まれ持った人。世の中には、生まれながらにして繊細で、気の弱いお人好しもいるんです。そして繊細さゆえにそういう人には、人にはない才能があったりする。

何回目かの逮捕の時、死のうと思っていた時、お母さんが夢で現れて「まさし、もう少し頑張りなさい。」と言ったそう。
元嫁の母から手紙がきたが、そこには、『あなたのせいで、マスコミに追いかけられて、私は洗濯物も干せません』と、書いてあり、切なかったと。



地獄は人それぞれ。

苦労のない人はいません。

そして、すべてを自分で選べないのが人生です。誰が好き好んで、難しい家庭環境を選んで生まれてきましょうや。やけっぱちになる時だってあるでしょう。大スターにされて、いい気になる時だってあるでしょう。努力が報われず、迷う時もあるでしょう。なまじっか、才能があったばかりに、引っ張りだされた芸能界。そして、世間の目は厳しく、それが彼をさらに追い詰める。

もう還暦を過ぎるという田代まさし。刑が終わって出てくると、70近く…。
また好奇の目で注目され、戻ってきてもまた居場所もない。そんな世の中です。

また繰り返す、と批判だけしているけれど、そんな人が世の中にたくさんいて、その受け皿もないのかもしれません。





貧困で苦しむ幼い子供や、薬物中毒患者の苦しみをケアする場所がない。今も、こんな豊かなこの国でも、貧困が問題になっているそうです。ここら辺をなんとかしないと、将来のある人の人生を、ダメにしてしまう場合もあるのではないかと、なんだかそんな事も、考えてしまいました。

彼を擁護するつもりは全くありません。でも、人生として考えた時に、少し思うところがありました。




覚せい剤やめますか、それとも、人間やめますか…。
~個人的な意見です。お目こぼしください。




 
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[2019/11/26 07:05] | 思うこと | トラックバック(0) | コメント(0)
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